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≪肥満防止はよく噛む事から≫
よく噛む事は、脳にある満腹中枢を刺激する要素と密接に関係しています。満腹中枢を刺激する因子は (1)血糖の上昇 (2)血糖の上昇に伴って生じるインシュリンの上昇 (3)食後の体温の上昇 (4)脳内のヒスタミン等の増加 (5)咀嚼時に得られる食べ物からの味覚、触覚、臭覚、聴覚等の感覚刺激も満腹感の認識に 重要な役割を果たしています。 食べ物をしっかり、ゆっくり時間をかけて細かく噛み砕く事で、唾液の分泌が促されます。 唾液は消化酵素を含んでいるので、食べ物の消化吸収が向上します。これらの消化活動の活発化により、食後の体温の上昇が引き起こされます。血糖値は高まり、少ない摂取量でも満腹感が得られ、食事の量が抑えられます。過度の食べ過ぎが抑えられる事により肥満の防止になる訳です。 逆に、咀嚼が不十分だと、唾液の分泌も少なく、飲み込みづらくなる為、お茶や牛乳等で流し込みをする様になり、胃や消化器官への負担も増すと共に、満腹感も得られない為についつい食べ過ぎてしまい、肥満につながる訳です。 |
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