■フッ素の説明
(1)フッ素ってなぁーに?
(2)安全性について
(3)毒性について
フッ素のむし歯予防の作用機序
フッ化物の応用方法
フッ化物のむし歯予防効果
■フッ化物洗口法について
フッ化物洗口法とは何か
フッ化物洗口法のう蝕予防効果
フッ化物洗口法の必要性
■フッ化物洗口法の実施法
(1)フッ化物洗口の手順
(2)フッ化物洗口法の対象
(3)実施上の注意点

フッ化物洗口法のQ&A
フッ素は自然界に広く存在し、アメリカなどでは身体にとって必須のものと考えられています。むし歯予防のために局所応用する場合、投与量・方法が正しければ安全で効果的ですが、誤った方法で使用すると安全な物質でも害が生じます。
■ 急性中毒
フッ化物は適量ではむし歯予防に役立ちますが、一度に過剰摂取すると急性中毒を起こします。 症状としては、悪心・嘔吐などが考えられます。 見込み中毒量は体重1kg当たりフッ素量2mg(フッ化ナトリウム3.7mg)です。
●4〜5歳児(標準体重20kg)の見込み中毒量はフッ素量40mg
・フッ化物洗口(毎日法 :フッ素濃度225ppmの場合) 洗口液約180ml(18回分)を一度に飲み込んだ場合に相当
・フッ化物洗口(週1回法:フッ素濃度900ppmの場合) 洗口液約45ml(4.5回分)を一度に飲み込んだ場合に相当
しかし、洗口液180mlを一度に飲み込むことは現実的ではなく、実際の事故例は現在のところありません。 また、フッ化物歯面塗布法は専門家がする方法であり、問題ありません。
局所的応用法では過剰摂取になることはありません。
京都府歯科医師会「フッ素でむし歯予防」より
■ 慢性中毒
慢性中毒には、歯牙フッ素症(斑状歯)と骨のフッ素症(骨硬化症)が考えられます。歯牙フッ素症は、歯の形成される時期(生後〜7,8歳)に2ppm以上のフッ素を含む飲料水を継続的に摂取した人にみられるエナメル質形成不全症です。軽度ではエナメル質に境界不明瞭の白斑・白濁などを生じ、重症になるとエナメル質に小陥没部がみられ、外来性の色素が沈着することにより褐色などを呈するようになります。 また、8ppm以上のフッ素を含む飲料水を20年以上摂取すると、成人の10〜15%に軽度の骨硬化症が発症するといわれています。
●口の中に残るフッ素の量は?
・フッ化物洗口(毎日法 :フッ素濃度225ppmの場合) 0.5mg以下
・フッ化物洗口(週1回法:フッ素濃度900ppmの場合) 1〜1.5mg
いずれも毎日飲み込むわけではないので、慢性中毒の心配はありません。
通常むし歯予防に用いるフッ化物の量では、慢性中毒の危険性はありません。
京都府歯科医師会「フッ素でむし歯予防」より
【フッ化物の代謝】
水や食物の摂取のより吸収されたフッ素は、成人で90%以上、子どもでは骨の成長期にあるためフッ素が骨に一過性に沈着し、60〜70%が尿中へ排泄されます。
京都府歯科医師会「フッ素でむし歯予防」より
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